不思議な造形の3つに分裂している雌しべが、それぞれ時計の長針、短針、秒針のように見える時計草です。
英名は、 passion flower(パッション フラワー)。
この名は、大胆な花の形に驚いて付けられたのではなくて、宗教的にオラクルの「十字架上の花」と信じられた為で、故にパッションは「情熱」ではなくて「受難」の事です。
500種類も有る中のどれを見て名付けたのか知りませんが、不吉な名を与えたものです。
スーパーなどで売られているパッションフルーツは時計草の実で、写真の時計草がパッションフルーツの花です。