自ら命を絶とうと考えている貴方、無駄に死なないで下さい。
死に救いを求めるなら、死に逝く事に意義と誇りを持たせましょう。
それは、貴方が逃げた、貴方を拒んだ、その忌むべき社会への復讐でも有ります。
先ずは、臓器提供カードに記入とサインをして、ドナーの意思を示して下さい。
貴方が嫌う、憎むべき現世ですが、ホンの僅かでも良き思い出が有ったのならば、貴方の死を世界に還元しましょう。
死亡直後の肉体を、生き続けたい、健康な身体になりたい、という人達に提供しましょう。
貴方が得られなかった幸せを捧げましょう。
未来を望む多くの方々が貴方を待っています。
肉体の部位や臓器を移植に適した状態で提供する為に、出来る限り身体を損傷させないで下さい。
五体が千切れ飛んで肉片と化す、電車や自動車との衝突は止めて欲しいです。
激しく傷付ける高い場所(8階以上)からの落下もダメです。
(7階以下の高さでは、自由落下の衝撃値から頭部を直撃しない限り、即死はせずに、著しい後遺症や酷い肉体部位の欠損になるだけで、死に切れないですよ……)
一酸化炭素や硫化水素などの細胞組織を汚染する毒ガスの吸引もダメです。
同様に薬物もダメです。
燃焼、沸騰、炭化は論外です。
覚醒剤や麻薬を常用している方は、残念ながら既に全ての部位が使い物になりません。
脳死状態になるのが望ましいです。
首吊りかな。
ギリ、睡眠薬とリストカットの失血死も有りです。
脳死後は直ぐに発見されるように、貴方を知っている誰かに知らせておいて下さい。
(携帯電話とパソコンのロックの外し方も)
ブラ下がるなら、病院の近くで人目に付いて、尚且つ最低5分は降ろされない場所にして下さい。
堂々と貴方の死に様を世間に見せ付けて遣りましょう。
ドナーカードと遺書(臓器提供者になる意思も記載する)と自殺意思が解るように靴を揃えておいて下さい。
そうすれば、貴方の身体が弛緩して汚物塗れになる前に、優しく抱き降ろされるでしょう。
貴方が生前に求めた優しさで、脳死の貴方の身体は丁寧に扱われます。
貴方から提供された貴方の肉体の部位は、貴方に因って未来へ繋がった人達に大切にハグされ続けます。
そうされるように貴方は望んで願って下さい。
首が絞まると、最初は息が詰まって苦しいですが、直ぐに圧迫される頚動脈が脳への血流を止めて意識を無くしてくれます。
死は肉体の復活を拒み、死への刹那の時間で記憶を開放消去します。
貴方のそれまでの人生の全てを逆送りで見せながら、漆黒の闇へと至ります。
魂は輪廻転生するでしょうが、死後の世界は有りません。
死後に再び廻り逢うとか、天国や地獄も無いです。
目覚めのない闇が訪れて、それっきりです。
どんな形でも自らの死は虚しいです。
できれば、自殺願望を思い留まって、足掻き捲くって生きて欲しいです。
もしも神が本当に存在していても、ただ願うだけ、祈るだけのオネダリする者に救いの手を差し伸べないでしょう。
自ら助かろうと足掻き努力する者のみを御救いになるのです。
人生は一回ポッキリの神様からの贈り物。
自らではない終焉を迎えるまで、生きる事を楽しみましょう。
朝が来ない夜は無い……。
今は奈落の闇の中でも、仄かな明るさや一筋の光の筋も無い漆黒の中でも、悩み足掻き続ける限り、必ず夜が明ける青い世界が訪れます。
だから、諦めないでください!
人は生まれながらに悪の存在です。
悪を学ばない人は、いつまでも悪人です。
でも、息が出来ない辛い痛みや苦しみで、死を覚悟した貴方は善人です。
善人に成れている貴方には幸せが下りて来るべきです。
悪の環境から、自暴自棄になる貴方の悪から逃げて下さい。
諦めずに脱出して、生きていて良かったと思えるようになって下さい。
自殺願望のマイナス思考になるのは、下垂体に疾患(脳内疾患)が有るのかも知れません。
下垂体は眼球の向こう側の大脳の最下部に在って、多くのホルモンの分泌を司っています。
いくつかのホルモンの分泌を調整できなくなるだけで、思考停止に陥ります。
初期症状として景色が、キラキラしたガラス越しのように見えたり、常に眩しく見えたりする事が有ります。
この見え方はメガネで改善できません。
光が多い視覚にマイナス思考……、早急に大きな病院の眼科で下垂体腫瘍を疑った検査を受けて下さい。
発見された腫瘍は視神経と癒着していても、カテーテル手術で完全な除去が可能です。
(僅かな視界欠損が残るかも知れませんが……)
しかし、ホルモンの分泌の回復程度は、腫瘍の大きさ次第です。
手術後にホルモンの分泌が不安定だったり、回復しなかったりしても、ホルモン剤を服用して各機能を安定させる事ができます。
ただ、ホルモン剤投与の副作用は肥満になります。
ですが、マイナス思考からは脱出できます。
数有るプレッシャーやコンプレックスの一つだけでも除いたり、避けたりしてみてください。
自分の世界観や人生観が大きく変わりますよ。
PS:
『自殺者の臓器を移植した人は自殺する』とか、『移植の臓器や部位は、以前の持ち主の性格を記憶している』などの噂は、1990年代後半から2000年代初めにインターネットに流され、現在も真しなやかに転載されているフェイク(捏造された偽記事)です。
臓器の機能細胞の再生増殖は有りますが、移植される臓器の細胞に以前の持ち主の人格や行いが記憶されているなんて、脳の移植じゃない限り、絶対に有り得ない事ですね。
パラサイトなんて、有り得ないです!
インターネット上やフェイク本で拡散されている、それらの稚拙で邪悪な記事は完全に根も葉も無い、全くの嘘っぱちですので、暗黒域を擦り込まれないように、充分に気を付けて下さいませ。