奥能登(能登半島)、内浦の立戸の浜でキンセンガニ(金銭蟹)を捕まえました。
ずっとワタリガニだと思っていたのですが、調べるとガザミという蟹がワタリガニで、キンセンガニとは色も形も違っていました。
立戸の浜は白砂なので、甲羅の色が白っぽい黄色地に小さな濃い紫色の斑点迷彩です。
水中の動きは敏捷で、硬い砂地でも素早く掘って隠れてしまい、気付かずに踏み付けると甲羅の大きな棘が刺さったり、ハサミで挟まれたり、尖った足で突付かれたりして、飛び上がるほど痛いです。
千里浜のアサリ採りで砂の中の貝を探る爪先が触れてモゾモゾ動かれると、海底の砂の中に潜む何か得体の知れない大きな生物の一部のように感じて、異様に気味悪るがっていました。
能登外浦の千里浜は黄色い砂なので、そこのキンセンガニの色はもっと濃い黄色の迷彩柄です。
こんな色でも茹でると蟹は一様に赤くなるので不思議です。