専属の通訳女史のバースデーパーティーでのデコレーションケーキです。
これまでのデコレーションケーキはオーソドックスなのやゴテゴテしたケバイのばかりだったのですが、洗練されたシンプルに綺麗で可愛いセンスには感心しました。
この手間が掛かるデザイン性は、ちょっと高そうですが欲を言うなら、クラウンも金箔張りの板チョコにして欲しかったですね。
全体がキュートに纏まったパステルカラーのデザインは、切り分けるのが勿体無い感じです。
六色の虹色の着色は以前のようにドギツクなくて自然に口へ運べます。
虹と同じ色で着色した驚きの六層重ねのスポンジケーキは、しつこくない甘さとイイ匂いに、美味しく完食させていただきました。
この国の食用着色料は、以前は食べるのを躊躇うような色合いの原料不明品でしたが、このケーキの色はちゃんとしたタール系で色付けされていたみたいです。
タール系の原料はコールタール(石油)で、簡単大量に作れるので安価です。
天然着色料の花片や実や虫の体液などを原料にしたのは、中国でも高価なので使われてはいないと思います。